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<<   作成日時 : 2017/06/17 15:53   >>

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七月号副代表「特別作品」鑑賞 丸岡 泥亀
「覚めやらぬ恋」       堀 信一郎
太宰忌やあすか古道にからす二羽
太宰 治は「斜陽」など屈折した罪悪意識を道化と笑いでつつんだ秀作を数多残している。
第二次大戦後は虚無的・頽廃的な社会間隔を作品に特化し、独自の世界観を確立した。
「無頼派」または「新戯作派」の一人と数えられてる。
太宰は四回の自殺未遂や自身の生活態度と共にあいまって頽廃的な作風の身に焦点が当てられがちだが「お伽草紙」「黄村先生言行録」「畜犬談」などユーモア溢れる作品を多数残している。
太宰の作品を画一 的にしかを捉えていないのは、後世の我らが反省する必要があると啓蒙している。
あすか古道の片隅に濡れそぼち佇む二羽の鴉は真相はどうであれ、投身自殺した山崎 冨栄と太宰の化身かもしれないと想うのである。
どことなく似てる私とかたつむり
蝸牛は陸生の巻貝で五〜六層から成る螺旋型の殻は多くの種類は右巻きまた頭部には長短二対の触角があり、伸縮する。大触角は目,小触角は味覚と嗅覚を分担する。
種類も多く、日本全国に七百種類程度生息している。
雌雄同体で地中に卵を産む。
五〜七月頃、特に雨の中で姿を見かけることが多い。
童謡にも唄われ、親しまれているが野菜などに食害を
及ぼし、野菜生産業者には忌み嫌われている。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし
急ぐべからず 不自由を常と思えば不足なし
心に望みおこらば 困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事のいしずえ………。
蝸牛と私とはそうゆう所で相似しているのかもと。
読みかけの経文蟇の恋はじまる
近畿及び山陰地方より西南部に生息する日本ヒキガエルとそれより東側に生息するアズマヒキガエルの二亜種が我が国の平地で観られる蟾蜍である。
最大で体長十センチにも達するものもある。
余り水に入らず寺院の床下や草藪などの暗い所や洞穴に隠れて夜なかに這い出し昆虫などを捕食する。
土中で冬眠し、二、三月頃覚めて古巣の池に集まり、紐形の卵塊は長さ十メートルに達するものを産卵する。
産卵を終えると再び冬眠に入り初夏の頃這い出て来る。
初夏の頃、恋の始まりである。
動作が鈍重でのっそりと歩く姿はいかにもグロテスク
であるが鳴き声はもの寂しさを前面に優しく誘う。
経文・経典とはキリストの旧新約聖書、ユダヤ教典、イスラム、それに北インドで釈迦が創始した仏教の聖典なども加えなければならない。
経文・経典は読みかけては何度もダウンするものである。
それぞれの経典の文章は魅力的だが難解である。
それは適切に「教え」の心髄を指導する人が少ないためなのである。
それは、痛みも苦しみも、たくさん経験した蝦蟇の恋に似ていると主張している。
なきがらを揺らせ逮夜のくもの糸
蜘蛛は昆虫の仲間と思われがちだが、分類学上は節足動物クモ綱に属し、昆虫類とは綱を別にする生き物でむしろ、ダニ、サソリ、カニムシなどに近い。
尻から糸を出して網を張るものが多いが種類よって形や大きさまた囲を張らないものもある。
露の付いた巣、光に輝く巣など美しくもあるが顔にかったりすると煩わしい。
なきがらを鎮魂する通夜の参列者は誰なのか不明でる。
あえて罠にかかった昆虫たちと蜘蛛と人間との交流が
描かれていると思いたい。
蜘蛛の糸を揺らすのは捉えた昆虫たちの霊に対する心からのお悔やみである。
花氷まだ覚めやらぬ恋だから
劇場やホテルのロビーに装飾に使われる氷柱で中にいろとりどりの美しい花草が閉じ込めまれている。
見るからに涼しそうで色鮮やかである。
冷房装置の普及してなかった頃は室内冷房のために必要不可欠なもので観る機会も多かった。
ホテルでの結婚式場にどっかと据えられた花氷、新婚の男女を前に延々と続くスピーチ、二人にとっては嬉しくもあり寂しくもある風景である。
参加者全員がいつまでも愛が続きますよう祈念する。
「恋だから」のフレーズでの接続詞の使い方、少し句を難解にしている。
それは、後に述べる事象の原因、理由にあたる言語が省略されているためである。
水玉模様の鯨がとぶよ夏の果て
いつもより、ずーっとずーっと空が高い夏でした。
白い雲の合間から顔をのぞかせる太陽がたっぷり光りを振りまいて歩き慣れた小径も初めて散歩に出かけた海辺もすべてが目新しい。
海面は、波間を透かして黄金色の光りがチカチカとかがやいて眩しい世界を醸している。
光りの粉を体いっぱい映して水玉模様にめかし込んだ鯨がのんびりと体を揺らし遊んでいる。
突然、何かに追われてブリーチングの姿に出会う幸運に恵まれる。
最後のイベントの沖縄・ホエルウォッチングを楽しむ。
避暑のため逗留して夏休みを過ごしたのちに明日はいよいよ自宅に戻るという夜に空を見上げていろいろあった夏の名残を惜しむのである。















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